揚州の華 2007-08-03
周瑜。揚州の華。咲き誇り、枯れて散った大輪の華。
痛ましいまでに壮絶な周瑜の死です。文字通り、血を吐くような無念の想いが、行間の端々からにじみ出ていました。
「華であったな、大輪の。しかし、咲いたら散り、枯れゆく華だったのだろう。冬に散り、春に芽を出す。それができないからこそ、見事な華だったのかもしれん」
全編を通して、もっとも好きな曹操のセリフです。
曹操は敵である周瑜の死を喜びはしなかった。この国は惜しい男を失ったのだと。それは孔明とて同じ。「周瑜という男がいた。それは忘れられない」。孔明の頬をつたう涙はとてもきれいだったと思います。
そして、この巻で描かれるもう一つの衝撃の死。曹操と共に覇道を歩んできた荀イクの死。曹操の覇業の完成を切望しながらも、信念において決して曹操とは相容れなかった荀イク。しかし、その死を必然と呼ぶには、あまりに愛しい存在。曹操に「わが子房」と賞された荀イクと曹操の悲しき結末です。
さらに詳しい情報はコチラ≫この記事は2007/8/13に作成しました。
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